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今日もビショップ parel ANDES FLEECE
TOPICS | 2024.10.10
コペンハーゲンの気鋭から伝わるデザインの伝統
デザイン大国として知られる国、デンマーク。その真骨頂はきっとデザインと機能の調和にあるのかもしれない。“北欧のパリ”と例えられる首都、コペンハーゲン。その歩道に美しく敷き詰められている石畳は、歴史的な街並みに溶け込みながらその実、治水対策としての役割も担っている。インテリアもまた同様で、“近代照明の父”と呼ばれるポール・ヘニングセンが作る照明は、造形美もさることながらシェードなどに反射させ幅広く光を届ける有能さも魅力のひとつだ。“椅子の神”と讃えられるハンス・J・ウェグナーの代表作のひとつ、CH22は無垢材のフォルムとペーパーコードを編み込んだ座面のコンビが印象的だが、人間工学に基づいて設計されているため座り心地は極上。その伝統が今なお健在であることを〈parel〉のアイテムが教えてくれる。こちらでは、趣やロゴ使いが街にも馴染むような洗練さに溢れ、フィット感やフォルムも実にモダンだ。とはいえ、2WAYのコイルジッパー、ジップ付きのポケット、耐久性を高める補強布、調節可能なウエストの仕様など、利便性を支えるディテールがそこかしこに散見。その美学と機能性の調和は、さすがデザイン大国出身なだけのことはある。
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