今日もビショップ　handvaerk　60/2 S/S TAPERED BIG T-SHIRT

ここ数年、ジャパニーズウィスキーに対する世界的な評価は目を見張るものがある。ひと昔前と比較すると輸出額の差は歴然。ウィスキーといえばスコットランドやアイルランド、アメリカといった国が思い浮かぶ中、そこへ割って入る現状を見るとなんとも誇らしい。ウィスキーはどれも一緒などと言わず、味わいの違いや良さについて心得ておくのもまた大人というものだ。Tシャツも同様。単純な構造のアイテムではあるものの、込めるこだわりによって相手に与える印象はだいぶ変わる。2013年にNYで設立された〈handvaerk〉のそれはというと、紡績から製品管理に至るまでを自社工場で一貫して行うゆえ佇まいに上質感が漂う。本作では高品質のピマコットンを使っているため肌触り抜群で耐久性も十分。マーセライズ加工が施されたシルキーな風合いも魅力で、一度袖を通せばその違いは明白。しかもシルエットがまたユニークで、程よく肩を落とし身幅にテーパードがかけられている。そのためすっきりとした印象に加え、個性的な一面ものぞかせるのだ。ゆえに、単純なボーダーTでもその姿にはどこか洒落っ気が漂う。違いの分かる大人にこそ手にしていただきたいTシャツなのだ。