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今日もビショップ Gurank DISTRESSED 3STITCH PAINTER PANTS
TOPICS | 2026.03.14
往年のアイテムを彷彿とさせながらも穿き心地はいたって軽快
ワークウェアの真髄はタフネスさにあるが、それを支えているのはなにも素材だけとは限らない。要素として見逃せないのが縫製で、生地と同列で語られる必要があろう。19〜20世紀初頭の産業革命期、鉄道労働者、農業従事者、鉱夫などが着用する衣服には絶対的な耐久性が求められた。その要望に応えるべくミシンも進化し、従来のダブルステッチ(2本針)から3本の糸を同時に縫い合わせるトリプルステッチが取り入れられる。多くの企業が鎬を削った1920年代以降はアメリカンワークウェアの黄金期とも言われるが、その時代のアイテムの大半はトリプルステッチだった。2枚の生地の縫い代を互いに巻き込みながら縫い合わせる巻き縫いとの併用はさらなる強度を生み、今も古着シーンで目の当たりにできることからそのクオリティは推してしるべし。そのステッチを本作でも採用している。絶妙な加工感や縦糸に使用したネップ糸も手伝い、その佇まいには円熟味が感じられ、あえてタックボタンを鉄製にするリアリティの追求も楽しい。とはいえ、脚を通せば11オンスと見た目によらず軽快で穿き心地も抜群。本物志向の大人が春先に穿く一本としては、きっと申し分ないと思うのだ。
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