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今日もビショップ SUN SURF "SOUTH SEA TRADER" HAWAIIAN SHIRT
TOPICS | 2024.06.29
ハッピーな柄に潜むアーティストのユーモアと想い
ヴィンテージ古着シーンでは定番のひとつに数えられるアロハシャツ。いまだUSA製、ハワイ製は多く、何よりルーツに日本が深く関わっているという話を聞くとどこか親近感が湧き、多彩な柄やキャッチーなモチーフに高揚を隠せない。中でも、人気のテキスタイルデザインに南太平洋の島々をテーマにした“SOUTH SEA TRADER”なるものがある。有名テキスタイルデザイナー、ジョン・メイグスが手掛けた作品で、本人曰く「特別な思い入れがある」のだとか。それはおそらく、彼が敬愛する芸術家、ポール・ゴーギャンの影響もあるのだろう。彼は生前、タヒチをえらく気に入り同地をテーマにした作品を数多く描いている。代表作でもある『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』、世界でもっとも高額な美術品のひとつとして記録される『いつ結婚するの』などはいい例だ。さらに同生地ではジョン・メイグス本人が貿易商として描かれている。そんなところからも彼の深い想いがヒシヒシと感じられるのだ。今回のアイテムでは、そのアロハシャツ史に名を残す有名柄を落とし込んだ。南国ムード満点の柄は開放感を誘い、着こなしにハッピーなアクセントとなってくれるに違いない。
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