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今日もビショップ NOMARHYTHM TEXTILE PALM TREE SUMMER SHIRT(EXCLUSIVE)
TOPICS | 2025.07.29

過去のデザインへの敬意がアロハシャツの可能性を広げる
2022年、現代アーティストのバンクシーが名門国立大の名誉教授に任命された時には小さくない驚きが業界内外に広まった。しかも、英国で160年以上の歴史を誇るUCA芸術大学である。現代アートは常に新しさを求めるものだが、彼の作風は時に歴史への敬意も感じさせる。そのあたりも評価されてのことだろう。昨年、日本でのある試みに注目が集まったことも記憶に新しい。過去の巨匠たちの声に耳をすませ、今を生きるアーティストたちが独自のオマージュ作品を出品・販売するというもの。アートに不慣れな方からの関心も集めた事実を踏まえると、その企ては成功したといえる。今年の1月より、〈NOMA t.d.〉を改め再出発を果たした「NOMARHYTHM TEXTILE」だが、テキスタイルデザイナーの野口真彩子とデザイナーの佐々木拓真が織りなすユニークなアプローチのテキスタイルと独特なデザインは健在。本作では別注により、彼らの過去のアーカイブにある柄を定番のアロハシャツへ落とし込みシックな色味で表現した。しかも、素材がレーヨンゆえ着用時の落ち感がなんともエレガント。アロハシャツとしては一般的なパームツリー柄だが、既成概念を超えた表現法が着こなしに大きな貢献をしてくれるだろう。
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