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今日もビショップ NIKE CORTEZ
TOPICS | 2025.06.07

後世へと受け継ぎたい〈NIKE〉の名作を今の気分で
ミラノデザインウィーク2025では、イヴ・サンローランがフランスの伝説的建築家、シャルロット・ペリアンの名作家具を甦らせたことで多くの注目を集めた。今年の年末には、国内でYチェアなどでも有名なデンマークの巨匠、ハンス・ヨルゲンセン・ウェグナーの回顧展が予定されているとか。インテリア業界では、そんなデザイナーたちが残した功績を未来へと語り継ぐ動きは珍しくない。それがやがては、新たなデザインを生む引き金となるのだ。きっとそれはファッションにも当てはまる。〈NIKE〉の「CORTEZ」。言わずもがな同社のランニングシューズを代表するモデルで、創業者の一人であるビル・バウワーマンがデザインしたことでも知られる。こちらでは1972年モデルを踏襲しているが、トゥ部分を広げ硬めのサイドパネルを配したことで型崩れを防ぎながら快適に履くことが可能に。ナイロンとスエードを組み合わせたアッパーは、反り、しわ、擦り傷への耐性を備え、 アウトソールは耐久性のあるトラクションを発揮する。数多のランナーを支えてきたアイデンティティは継承しながら、同時にシティユースとしての進化でもっと身近な存在へ。次世代への橋渡し役としてもきっと本作は有益だ。
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