- ENGLISH SITE
- © Bshop Inc.
今日もビショップ LABOUR AND WAIT LAVENHAM WORKWEAR GILET
TOPICS | 2024.11.15
“オモテ裏がある”からこそ嬉しいワークジレ
『山椒魚』で知られる小説家、井伏鱒二の代表作のひとつに『掛持ち』がある。異なる温泉宿を掛け持ちして働く主人公の喜十。宿によって服装を変え、一方ではドジな役回りを、もう一方では紳士的な振る舞いをするのだが、各々で彼が繰り広げるおもしろエピソードがまあ楽しい。イギリスの小説家、ロバート・ルイス・スティーブンソンの名作、『ジキル博士とハイド氏』からも想像できるように人間の二面性は時に恐ろしいことのように語られがちだが、前者の作品はユニークで思わず口元がほころんでしまう。〈LABOUR AND WAIT〉と〈LAVENHAM〉の絆が感じられるこちらの一着もまた、袖を通すたびニンマリしてしまうに違いない。全〈LAVENHAM〉製品同様イギリスのサフォークで作られ、オモテ面はワークウェアでよく見られるコットンキャンバス生地、片や裏地は同社でお馴染みのダイヤモンドキルティングをあしらったポリエステル生地を採用。もちろんリバーシブル仕様である。それぞれで印象が異なるため着こなしの幅を広げるのはもちろん、アクセントとしても有用。軽量なため、コートのインナーやジャケットの上に羽織ってもいい。こんな二面性なら、是非とも諸手を挙げて迎え入れたいところだ。
OTHER