今日もビショップ　LABOUR AND WAIT　PRESERVING JAR 1000cc

つい先日、世界を熱気と興奮の渦に巻き込んだスポーツの祭典が閉幕したフランス、パリ。足を運ばれた方ならより実感されたかもしれないが、日本とは異なり同地の夏は実に過ごしやすい。気温は30度前後を推移し、空気が乾燥しているためじっとり汗ばむこともまれである。とはいえ、頭の片隅に留めておきたいのは、その夏が過ぎると秋口から梅雨入りするということだ。雨の日が増え湿度も高まりを見せる。そんな時、同国の一般家庭では〈Le Parfaits〉の保存ビンが活躍する。同社はシャンパーニュ地方で1935年に創業を開始。以降、90年近くに渡り密封ビンを作り続けてきた。昔からフランスでは、〈Le Parfaits〉の密封ビンに「家庭」や「故郷」の味を詰め込み親から子へと受け継がれてきたのである。代表作のひとつがボーカルクリップジャーシリーズ。その優秀さは長い歴史や世界中から愛されている事実が物語っている。乾燥食品、自家製ピクルス、ジャム、果物、野菜、ビスケット、スイーツ…。様々な食品を保存でき、食材を詰め瓶ごと煮沸する事で真空保存も可能に。大口の開口部はモノの出し入れにうってつけだ。１年を通して平均湿度が高いと言われる日本でならなおさら重宝しそうである。