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今日もビショップ INVERALLAN ROCCIA BASSO(EXCLUSIVE)
TOPICS | 2023.11.26
今一度見直したい、
希少なハンドニットの奥深さと魅力
イヴ・サンローランが長年身を置いてきたオートクチュール(高級仕立服)の世界。そこでは、パリにある工房で年2回コレクションを製作し全てを手作業で行うこと、1シーズンに発表しなければならない最低限のルック数など、細かく厳格な規定が設けられているのだとか。近年、効率優先のビジネスモデルによりその土台は揺らぎつつあったが、トップブランドたちがクチュール回帰の動きを見せることにより復権の二文字が囁かれるようになった。〈INVERALLAN〉もまた、長きにわたり手作業にこだわってきた英国の老舗。1人のニッターが25,000ステッチからなる一着を約90時間かけて編み上げるため、原料の調達から出荷までに半年を要する。特に日本からのオーダーは難解なものが多いため、百戦錬磨の職人が手がけるケースも少なくない。編み方には職人の特徴やニッティングの強さによる個体差が生じるが、それは手作業の証であり味わい深さを生む要因となる。オートクチュールの服は一生モノと言われるが、〈INVERALLAN〉のニットもまた長く愛することのできる一着。そんな渋さと素朴さを備えた一着は、エッジの効いたモードアイテムと掛け合わせることでいっそう際立つ存在となる。
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