
オーシバル
1939年フランス・パリで、チャールズ・バルト氏がフランス中部にある小さな村の名前を使ってORCIVALブランドをスタート。
1950~60年代、フランス海軍に制服としてマリンTシャツを提供していた由緒あるブランドです。
ORCIVALブランドを象徴するラッセル生地は、一般的なカットソー地に比べ、糸を非常に多く使用した複雑な構造になっています。
現在もフランス国内に数台しかない縦編み機で時間をかけて編まれおり、大量に生産することはできません。
フランスの歴史が紡がれているORCIVALのセーラーTシャツは、それだけに特別なものとして価値があります。
マリンTシャツの原型である白地にロイヤルブルーのボーダーをはじめ、現在はカラーや形・素材のバリエーションが楽しめます。
織物と同じように縦方向に整形された糸を、ループで絡み合わせて作られた素材。同時に大量の糸をかけて編むため、とても安定した丈夫な編み地になります。少々引っ掛けてもほつれにくく、洗濯や激しい運動にも耐えるため、ワークウエアに適した優れた素材です。1858年より、フランス海軍はこの生地のTシャツをユニフォームとして採用。
オーシバルを代表する素材の一つ。オープンエンド(空紡糸)という糸で編まれた生地はとても軽く、厚手で丈夫なことから、船乗りたちに長く親しまれてきました。フランスではこの素材のTシャツを”バスクシャツ”または”ブレトンシャツ”と呼びます。オーシバルは70年代からこのバスクシャツを展開しています。