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チャーミングな大人になるには、

2018.11.2  FRIDAY

もはや死語かもしれないが、ちょいワルおやじなんて愛称で呼ばれたイタリア系のトレンドのことを言っているわけではないことを冒頭で断っておきたい。

 

ちょっと話が大きくなるが、ファッション業界は今空前のストリートブームだ。
私たちの身近なアイテムであったパーカーやスニーカーが、トップメゾンでも持てはやされている。

流行には大きく分けて2種類ある。「トップダウン」と「ボトムアップ」である。
簡単に言うと、トップダウンはいわゆるパリやニューヨーク、ミラノなど世界各地で行われるファッションウィークと呼ばれるイベントに出ているブランドが作るトレンドだ。
対してボトムアップはストリートから生まれるトレンドである。

この2つの流行の違いは、結果としてどちらもファッションビジネスとしてやっているが、ストリートの方は初期段階においては、ほとんど商売気がないのが特徴だ。
地元の少年サッカーチームが自分たちのユニフォームをつくるみたいな感覚と似ている。
そのユニフォームがかっこよくて隣町のチームに普段着としてほしいと言われ、もっと作って配ったら、市内、県内、全国にまで広がってしまった。
ちょっと誇張が入っているが、これがストリートブランドのサクセスストーリーである。実際はスケートボードチームだったりするけれど。

この流行り方は、若い力や感性が背景にあるのは否定出来ない。
だからこそ、これらのストリートブランドは総じて若者に受けがよく、年齢層があがるにつれ支持されにくくなる。
大人でも、たまには青春したいと思ってもいいじゃないか。
そんな初心を忘れない大人のためのストリートブランドがある。

 

SH2

「STAY HUNGRY」はスケートボードやヒップホップ、グラフィティーアートから派生しているブランドが多い中、BMX生まれである。
最初に洋服を作ったきっかけも「少年サッカーチーム」そのものだ。

デザイナーのMatti RoseはプロのBMXライダーだったが、選手として引退してからも、BMXを軸とする生活をしている。
BMX関連のファッションというと、アメリカ発信のものが多いが、生産をアメリカで行っているものはほとんどなく、品質的にチープなものが多い。
30代半ばになった彼は、大人になっても、楽でカジュアルな服を着続けたい、でも少し上質なアイテムを身に着けたい、そんな思いから誕生したブランドである。
だからこそ、見た目は慣れ親しんだストリートのアイテムだが、生産をすべてヨーロッパ域内に留めるこだわりっぷりだ。

 

SH4

 

ちょっとしたいたずら心も忘れてはいない。
どのアイテムにもロゴがあしらわれているが、そのロゴがストリートとは真逆の大自然なのだ。(というのもMattiはどうやら大の釣り好きらしい)
プロダクト自体は大まじめ、ただ遊ぶところはとことん遊びを効かせる。
ストリートウエア=チープなものという固定概念を覆し、ハイクオリティーでユーモアに富んでいるブランドなのだ。
まるで本気で遊び続けたらこんなチャーミングな大人になれるとでも言われているみたいだ。

 

SH3

 

ブランドネームとロゴについて、実はちょっとした引っ掛けがあるように感じる。
Stay hungry Stay foolish この言葉を聴いてピンと来た方のスマートフォンはきっとiPhoneに違いない。
この言葉は、スティーブジョブズがスタンフォード大学の卒業式典でスピーチした際の締めくくった名言である。
よく見ると、どのアイテムのブランドタグとロゴの中に YOUNG MEN GROWING UP と言うメッセージがある。

もしやこれは・・・完全に推測なので、皆までは書かないでおくとしよう。
このメッセージを一人ニヤッと噛みしめながら STAY HUNGRY の洋服を広げてみてはいかがだろう。

 

※hoodie/coach jacket   STAY HUNGRY   (一部店舗にて展開中)