Bshop

Bshop

BLOG

ARCHIVES

まずは、ざっくりニットを一枚で着たい。

2018.10.18  THURSDAY

ニットを一枚で着られる時期は意外と短い。

すぐに北風がニットの隙間を縫って我々に襲い掛かってくる。
そうなるとコートを引っ張り出すしかない。
ニットが主役を勤められるのは今だけなのだ。

秋冬シーズンにおいてニットは最も簡単におしゃれを楽しめるアイテムと言える。
ニットを着るだけで品が出たり、大人びて見えたり、強面の人をやさしく見せることもできる。

さて、数ある種類のニットから主役級を選ぶとしたら、ハイゲージよりローゲージの方が良さそうだ。
ケーブル編みニットなら、量感たっぷりとした風合いが着こなしにインパクトを与えるに違いない。
今のご時勢であれば、男性なら少し肩が落ちるくらいのオーバーサイズ気味のもの。
女性であれば、パートナーのものを少しばかり拝借するのがもっとも早い手だろう。

 

IMG_1315

 

実は、ローゲージニットのパターンに男女差はほとんどない。
サイズ感さえ気をつけていれば、最もジェンダーレスに着こなせるアイテムである。
注意するポイントは着丈と身幅の2つ。

さまざまな雑誌、SNS、街ゆくファッションピープルを観察してきた結果、最も着こなしやすい着丈は、お尻の半分~付け根にかけた領域に収まる丈と提案したい。
(うそだと思ったらぜひ身近にいるおしゃれな人を観察してみてください。)

身幅に関しては、クラシカルに着こなすならピタッとしたシルエットも良いでしょう。
ただ、ローゲージニットなのだから、体が服の中で泳ぐ感覚をぜひ体感してほしい。
基準としては、着た際に脇から横っ腹にかけて服が体に密着していないこと。

上記2点さえ押えておけば、必ずやお気に入りの一着が見つかるはずだ。
ただ男性の場合、首元は開きすぎないものを選ぶようにしよう。

 

トラディショナルなアランセーターと言えば、重厚でボリューミーなものを連想するだろう。
対して見た目はそのままで、持った瞬間はっと驚くほど軽い、今期のMORRIS&SONSのケーブル編みニットがまさにそんなアイテムである。

 

IMG_1332

MORRIS & SONS クルーネック ケーブルニット

¥21,000 +tax

 

山形にある米富繊維に作ってもらった逸品だ。
原料に使われているのは、日本では珍しいフレンチウール。

従来のウールの20%も軽く、バルキーな風合いとスポンディッシュな質感が特徴。
愛知県・一宮市の老舗紡績メーカーにソフトリリーという特殊な紡績機がある。
この機械は原毛の状態からリリヤーン加工することで、より軽いかつボリューミーな糸が紡がれる。
その別注リリヤーン糸と同原料のロービング糸の2種類のウールを贅沢にミックスさせている。

重くなりがちなアランセーターだが、世界でも希少な原料を特殊紡績し、その糸をクラシックなアラン柄に編み上げたため、手編みのようなボリュームと立体感がありながら、驚くほど軽いセーターに仕上がっている。

 

あの暑かった8月後半からBshopの店頭にはニットアイテムが次々と顔を出し始め、今が一番のそろい時と言ってもいいだろう。
ハイゲージからローゲージ、ビビットカラーからベーシックカラー、帽子から靴下まで、選り取り見取りである。
自分自身にぴったりな一枚が必ず見つかるはず。

ただ悩んだときは、ぜひMORRIS&SONSのケーブル編みニットに袖を通してみてほしい。